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九州・福岡のローカルバイク情報を発信。特に市内の駐輪場情報を掲載

震災関連のチェーンメールに注意を。

昨日も記事にしましたが、某氏が始めた物資受付の案内が、チェーンメールとなり未だに拡散しまくっています。
さらには、「献血を受け付けている」とか「関西電力からの節電依頼」など、尾ひれどころか別のものがつきまくったものが出回っているようです。

我が家にも届きましたわ・・・はぁ。

再掲します。
別に件の氏を擁護するためでも支援するためでもなく、ともかくチェーンメールを少しでも絶つために。


天神などで救援物資を受け付けているというメールはチェーンメールです。救援物資の受け付けは行われていません。

また、ある会社が献血を受け付けてるというものもありますが、こちらも同様にありえません。

これらのメールはチェーンメールですので、まずは自分の手元で止めて削除してください。


届いた情報、伝える情報は十分に精査して、自分でまず内容を確かめるようにお願いいたします。

火元である(ご本人は認めてませんが、間違いなく今回の騒動の火元です)某氏の元には50トンもの支援物資があつまり、受け入れ先も決まったようですが、やはり今回の件はうかつ過ぎます。

また、今日から福岡県庁および佐賀県庁にて救援物資提供については【提供品の情報のみ】の受付です。
もう福岡県庁は朝から電話がかからないようですが、何度もいいますが、個人単位での物資提供は返って邪魔であり迷惑でしかありません。

必要なのは、要請に応じて新品の同一品目を大量に用意できる企業や会社からの情報提供です。


サークルや団体、PTA単位でも考えている所もあるかもしれませんが、最終的なまとめは団体であっても、品物は結局個人単位のものを募って纏めてるだけですので、同一品目のものを大量に、というのはどだい無理な話なんです。バザー品の提供とは違います。
この点を十分に考えた上で、各県庁で行っている物資の提供情報の受付を行って下さい。

せっかくの善意を「小さな親切、大きな迷惑」とならないように。
善意の押しつけにならないように。
自分たちが、福岡からできる事を考えましょう。

義援金、献血の他にもありますが、ある意味、状態を見守るというのも一つかもしれません。
それに災害は今回の大震災ほか、我々九州地元でも新燃岳噴火という災害が続いています。昨日や今日も噴火が起こってます。ニュースには殆どなってませんが。
その他にも口蹄疫被害、鳥インフルエンザ被害もまだまだ深い爪痕を残しています。

私たちが通常の経済活動を行うのも、不謹慎ではなく立派なこちらも経済支援です。
日本経済がなりたっていかなければ、税収もあがらず、各所の被災者也被災地へ復興支援ができません。ましてや経済復興はもっと大変です。

できることを出来る限りで、ね。

個人からの救援物資は× チェーンメールも注意【修正あり】

昨日からの東北地方太平洋沖地震、本当に大変な状態です。
亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

さて、私は主な情報はTwitterとTVのニュースから得ていますが、どーも震災に関する様々なチェーンメールが飛び交っている模様です。

節電を呼びかけるものは、これは本当で別名「ヤシマ作戦」といわれ、特に関東圏の方は昨晩も夜のピーク時に効力があったのか、停電は避けられたそうです。
こちらは九州で、関東とは電気の周波数が違うので、当初は違うという情報もありましたが、どうやら九電も電力供給を開始したという情報もありますので、節電は何はなくとも良いことでもありますし、出来る範囲にてご協力をお願いします。

ただ、問題視するのは救援物資提供をよびかけるもの。
確かに被災地では、被害が甚大な所ほど各種物資が不足しており、その報を聞く度に心が痛みますが、個人レベルでの救援物資は、焼け石に水どころか、返って迷惑でしかありません。

阪神淡路大震災や、その他大規模災害時に様々な個人からの救援物資が被災地に届けられてきましたが、個人では物資の種類も数がしれるますから、配布するには仕分けが必要となり、この作業と場所に労力を割かれ返って迷惑だったことがいくつも報告がされています。
被災地が求める必要な物資は時間経過と共に変わってもいきます。
必要なのは、自治体および企業から送られる、現地の要望に添った、大量かつ新品の物資のみです。
それ以外のものは、これら救援物資の輸送および、救助活動への障害ともなります。
また、被災地自治体も個人からの救援物資は断っています。

どうか個人での救援物資は送らないでください。

------2011/3/17 23:00 修正 -----

個人からの救援物資の受付が自治体などで開始されましたので、一旦修正いたします。
ただし、提供の品物や方法は十分に受付先に確認してください。また状況は刻々と変わりますので、最新の情報を必ず確認下さい


-------修正おわり------------------


そして、この手の救援物資提供を呼びかけるメールについても、まずチェーンメールですので、絶対に転送しないようにご注意を。

特に福岡では、みんなの党所属の岩本壮一郎氏が、自身のブログおよびTwitter、支援者のメールにより、個人からの物資受付を行っていたようですが、13日13時時点にて、受付は終了しています。
が、このメールがチェーンメール化しているようですのでご注意を。

 「岩本壮一郎氏ブログ」 【緊急】重要なお知らせ

私個人としては、岩本氏の志はまあ買いますし、被災地の仙台市での受け入れ先との連携もとれているとの事ですが、現地まで車で向かわれるのでしょうか?
今向かうべきは、自治体レベルおよび企業からの救援物資の輸送ルートと、救援、各種復興支援のために向かう方々のみで、こちらにルートは空けておくべきです。

それに、募集してみたものの、対応は事務局3名のみに対し、かなりの数の方が集まって提供されたそうで、結局は早々に終了というオチに。
しかも周知メールがチェーンメール化している始末。
政治家ならば、政治家としてもっと別にできる事があると思うんですけどね。

その他、個人レベルでも救援物資を募っているところがあるようですが、例え受け入れ先があるとしても、どうやって現地までその物資を運ぶんでしょうかね?

何度も言いますが、個人レベルで募って集めた救援物資は救援にはなりません。
被災地には迷惑でしかないのです。

その辺を踏まえて、今できる事は確かな先での募金と(昨日、路上で募金活動してる人を見かけましたが、本心からの善意でも申し訳ないが信用できません。確実に被災者に届く日本赤十字や大手企業のものなどで行いましょう)献血を。
献血も、採血したものは数日で使えなくなりますので、長い支援には日をずらす事も必要です。

メールを転送する時は、その情報はいつ、どこから発信されたものなのか、十分に確認してから行って下さい。
情報は生ものです。被災地の状況は刻一刻と変わります。



3/13 22:10 追記。

福岡県庁のサイトにて「救援物資提供申出受付について」という、アナウンスがなされました。

 救援物資提供申出受付について(東北地方太平洋沖地震災害)

これにより、自分もぜひ物資を提供したいとおもわれた方もいるかもしれませんが、よーっく内容を読んでください。

○救援物資については、皆様から提供いただける 品物の情報 を受け付けています。

現在、被災地は受入体制が整っていないことなどから、御提供いただいた物資を有効に活用させていただくため、一旦御提供いただく物品の情報のみを受け付けさせていただきます。

※ 県では、上記の窓口でお申し出の受付を行っており、他の団体や個人に依頼して救援物資を募集しておりませんので、ご注意ください。


以上のとおり、今回福岡県庁が受け付けるのは品物そのものではなく、提供できる物資の情報のみです。

品物の情報のみ、品物の情報のみですよ! 大事な事だから3回いいます! 提供物資の情報のみです!

明日、自分でも念のため確認しますが、おそらく県が想定しているのは、個人レベルの単位ではなく、地元企業・団体からの提供情報です。
何度もいいますが、個人レベルで例えそれが新品であっても、数はたかがしれてますし、どうしてもアレもこれもと種類が多数になりやすく、結局は仕分け作業という入らぬ労力が発生します。これは被災地だけでなく、受付側でも同様です。
この点を十分に踏まえた上で、自分の家の物とかご近所レベルの話ではなく、パート先とか勤務先とかそちらに働きかける方が有益です。

なお、救援物資のあり方について、中越地震で実際に救援物資の対応について、長岡市議の桑原氏がまとめられたものを一部抜粋にて掲示します。全文は下記リンクよりご確認下さい。(
リアルな現場からの生の体験に基づくものです。

長岡市議桑原望の復興ブログ 【個人からの救援物資は送らないで。】) より
 救援物資の問題点。
 ・物資とニーズの不一致。
 (例えば、個人から見れば古着はいらないだろうが、被災者もいらない)
 ・労力の問題
 (ただでさえ、人手が不足している中で、職員が忙殺される)
 ・保管場所の問題
 (莫大な物資のせいで、業務に支障をきたす)
 (長岡市でも中越地震から一年たっても、古着など必要のないものが、お金を払って民間倉庫に保管されていた)
 ・交通の問題
 (有効利用することが出来ない物資の運送のため、災害により限られている交通網が混雑し、人命救助など緊急性を要するものへの支障)
 ・制度の問題
 (ゆうパックの無料化により、安易に物資を送ることを助長している)
 ・処分の問題
 (最終的に廃棄処分せざるを得ない場合も、「善意を処分」みたいにとらえられ、非難される)

善意の押しつけにならないように。
私は個人で何もするなと決して意見しているわけではありません。
救援物資以外で他にも被災地の為に出来ることは必ずあります。

たとえば、現在被災地の救援のため、福岡の消防および警察、医療関係者の方々も向かわれていると思います。
そうなれば、福岡県内および市内の救急・災害体勢は平常時よりも、現場の方々は人員が少ないのですから大変な筈です。
ですのので不用意な救急依頼などを控えるだけでも違いますよ。きっと。

ゆうパックの憂鬱

現在巻き起こってるゆうパックの遅配騒動は、ニュースでご存じの方も多いかと。
自分は被害者だ( ゚Д゚)ゴルァ!! って方もおられるかもしれません。

郵便の中の人に知り合いが多いんですが、現場の職員はこーなる事を以前から予測してました。
つか、統合初日の7月1日朝に「不在者伝票が変わります」などという、ちょまておまっwな事から、マニュアルやシミュレーションなどの業研(業務研修)も殆ど皆無だったと聞いています。

統合側の旧ペリカン職員は更に当日まで何もなかったという始末。

社長がニュースなどで「想定外」と言い訳してますが、現場から言わせると「想定内じゃボケ」

遅配には、集配拠点で溜まってるのもありますが、最後の集配も、ゆうパックは下請け業者が配送するのが普通なんですが、この下請け業者も誤配すると1個につきエライ高い罰金が科せられ、しかも請負料金はえらく安いそうで、ばからしくてやってらんねぇと、業者が1社もない支店(旧集配局)もよくあります。

こんな所は集配の職員が配達するしかなく、カブ号のBoxに郵便物とゆうパックを詰めて・・・・いけるわきゃないし。
それでもお客様には迷惑かけられないからと、職員はがんばれど、アホな上司や管理者は効率化を図るどころか、非効率化な指示しかだしてこず、現場は益々混乱するという悪循環に。


今回のもなんでこの夏期繁忙期にやるんだと、素人でも思いつくってぇのに。

現場の職員は何も悪くないのに、お客さんにひたすら謝っていくしかない。
救いのない職場になってますよ・・・


なので、被害を被った方も配達にきた職員や、局のコールセンターにいるゆうメイト(アルバイトさん)は責めないであげてください。
彼らは必死に頑張ってます。

クレームはどうぞ直接郵政事業会社と郵政に。

妙な皮算用で7月統合して、結果は大口小口問わず客に愛想つかれて逃げられて大損害というオチ。


さて、誰が責任とるんでしょうね?
まぁ、もともと統合が失敗して負債800億だとかだしても、誰も責任とらない会社ですから。


郵便の職員の方々、ほんっっっっっっっっっっとぉぉぉぉぉぉにお疲れさまです。
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はたけ

  • Author:はたけ
  • 九州・福岡に生息するライダーもどき。
    同名の本家サイトで福岡市内のバイク駐車情報を掲載しています。
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