おしえてgooを眺めていたら、ネット接続関連の所に同じ質問が数多く投稿されてまして。
どうやら、松下電器からPLCアダプターを発売するというニュースが元のよーで。
gooNewS[
コンセント利用で即ネット 松下が接続装置を12月発売]
松下電器産業は13日、家庭のコンセントにつなぐだけで手軽にインターネット接続ができる電力線通信(PLC)アダプターを12月9日に発売する、と発表した。2台セットで、店頭の実勢販売価格は2万円前後の見込み。
これを読んだ方が思ったんですね。
おお、コンセントに差し込むだけでネットに接続できるのかっ!
さっそく契約したいんだけど、どうやって契約するの?
高速で接続できるそうですが、ADSLより早いの?!違いますよーん。
結構誤解されている方が多いようで、質問掲示板はこの手の質問がわんさか。
ええっと、結論からいいますと、PLCアダプターでネットに接続でるのではなく、自分の家の中だけで複数のパソコンからネット接続するLAN環境を構築するためのモノ。
よーは、今まではLANケーブルや無線でとばしてつなげていたものを、コンセントに差し込むだけでOKという代物。
なので、大本のネット接続環境は従来どおり必要なんですな。
詳しい説明はこちらを。
松下電器[
PLC(高速電力線通信)とは?] INTERNET Watch[
松下電器産業、家庭向け高速PLC製品を12月9日に発売 ]
【PLC】夢の高速電力線通信(ネット初心者さんにもわかりやすく解説されてます)
まあ、ニュースの記事をぱっと読んだだけじゃ、そう誤解するのも無理内かなとも思いますが。
そういや九州電力もずいぶん昔からPLCの開発に取り組んでいましたねぇ。
それこそ「コンセントでネット接続」がうたい文句だったよーな。
他の各電力会社も開発を進めているらしいですね。
九州電力[
高速電力線通信(高速PLC)に関する当社の取り組み]
九電も近々アダプターを発売してくるんでしょーかね。
さてさて、このPCL。
色々と話しは聞きますが、実際の所どーなんでしょうね。
つか、元々電気の事に詳しいわけじゃないので、以後実際に使ってみた方のレポートに期待。
だって電気なんて理科の時間、電気抵抗うんたらとかさっぱりだったオツムですものっw
最近よーやっと直流と交流の差が分かったよママン。
私はもう自宅LANを作ってますから、今のところ必要なさげなのですが、これらかって方は検討してみても。
コンセントがあればどこでもOKなんでしょ。
好きな場所でネット接続できるんだから。
っで、デスクトップなヲイラはどうしろと…。
必要があります。理論値190-200Mbpsなんて出るわけありません。うたっている80Mbpsもほぼ無理で誇大広告です。現状ではLANケーブルもモデムも必要で、けっしてコンセントに刺すだけではなく、一般ユーザーには説明不足です。
問題点について簡単にまとめてみました。是非ご覧ください。
PLCに対しての印象が変わるかもしれません。
http://nonomura.iza.ne.jp/blog/
とにかく推進派メーカーから出てくるお花畑記事に騙されないよう、色々情報を見極めることが必要です。
欧米では撤退するメーカーも続出しています。既存の短波利用ユーザーが近々行政訴訟を起こします。
・・・だったらいいんですけどねぇ。
コンセント一つで電源とネット。夢のようでございます。
デスクトップでモバイルに挑戦してみるとかどないです?
>野々村さん
詳しい解説、ありがとうございました。
サイトを拝見させていただきまして、どこまで理解できたか怪しいかぎりですが、しかし、メーカー側が宣伝しているような速度は望めないようですね。
他の方のブログなども見てみたのですが、野々村さん同様、PLCに疑問視される方と、ただもう素直に「わーっ、コンセントでネットに接続できるなんてすごーい!」と受け止めておられるかたとの、温度差がすごいな・・・と。
諸問題も多いようですし、暫くは静観するのが得策のようですね。
でも、私もPLCアダプターを購入してLAN構築するより、多少見た目は悪くても、LANケーブルでやった方が安く手っ取り早そうな気がします(^^;
今度、詳しい方にちょいと聞いてみようっと。
えぇえぇ。二宮尊徳のようなかっこでチャレンジしますとも…。きっとネットが嫌いになると思う。(w